海水浴場日本でもサメの事故はあった?サメよけネット対策で安心?
梅雨が明けたらとうとう海開き!海水浴に絶好の季節になりますね。
夏休みといえばやっぱり海。親子連れの方にも学生さんにも人気の代表的なレジャースポットです。
しかし海には危険もつきもの。クラゲももちろんですが、ここ数年は日本でもサメの出没がメディアによく取り上げられています。
過去にはサメに襲われる事故もあったという記録があるので、注意が必要ですね。
2015年には茨城・千葉・神奈川・静岡といった関東地方や日本海で、サメの目撃情報が次々と報道されたのも記憶に新しいです。
沖縄・宮崎・長崎・淡路島など温かい海には以前からよく出没していたそうですが、関東や日本海にも出るようになった原因は何なのでしょうか?
また、サメよけのネットなどサメに出会わないための対策は安心できるものなのでしょうか?遭遇した場合はどうすればよいのでしょうか?
そこでこちらの記事では、日本の海水浴場にサメが出没した記録や現在されている対策などをまとめました!
海水浴場日本でもサメの事故はあった?
本来日本の海水浴場は遠浅であることが多いため、そこにサメが入ってくるという事例は昔はあまりありませんでした。
しかしここ数年、日本の海水浴場にもサメが侵入したという目撃情報がよく話題になっています。
たとえば2015年には、茨城県・千葉・神奈川・静岡といった関東地方でサメが出たと報道されていました。
日本海側の鳥取では、なんとジンベイザメが発見されたそうです。
近年では愛知で、サメに襲われて命を落とすという事故も発生しています。
沖縄では、話題になるより前からたびたび漁師の方やサーファーがサメに襲われ大怪我をしたり命を落としたりという事故がたびたび発生していました。
ほかにも過去には宮崎・長崎など、九州でも目撃情報や事故が起こっています。
また、淡路島の瀬戸内海などといった温かい海には、以前からよく出没していたそうです。
海水浴場にサメの出る原因は?
以上のように、もともと淡路島や九州といった暖かい海でよく見られたサメが、関東でも目撃されるようになりました。
その原因のひとつとして挙げられているのが、地球温暖化です。
というのも、サメは基本的に熱帯地域の暖かい海に生息している生きもの。
そのためもともと一部の暖かい海以外には出没することのなかったサメが、温暖化の影響で強くなった暖流に乗って関東の方にもやって来たというわけです。
海水浴場にサメが多くなったのも、わたしたち人間が環境を破壊してきた結果なのですね…。
このまま温暖化が進めばサメの出没する地域はどんどん増えていき、海水浴のできなくなる海も増えることでしょう。
そうなってしまったら夏のレジャーが出来なくなってしまって寂しいです…。少しでも環境の保全を心がけていきたいですね。
海水浴場はサメよけネット対策で安心?
とはいえ、まだまだ日本でサメに襲われる確率はとても低いので、過剰に心配する必要はありません。
その中でも襲われるのは海水浴客ではなく、ダイバーやサーファー、漁師の方がほとんどのようです。
それでも気になるようなら、あらかじめ対策方法を知っておいて、安全に海水浴を楽しみましょう。
まずサメに出会わないための方法として良いのは、サメよけのネットが設置されている海水浴場を選ぶこと。
確実とはいえませんが、ネットがあるというだけで安心度はぐんと増しそうです。
監視員さんの常駐している海水浴場も、サメが出たときに迅速に警報を出して避難するよう指示してくれるのでおすすめです。
万が一サメを見かけたら、とにかく陸へ逃げること。
もちろん泳ぐ速度は人間よりもずっと早いので、遠くの方に見かけたとしてもすぐ避難することが大事です。
もしものときの行動をシミュレーションしておけば大丈夫、あとは思いっきり海水浴を楽しみましょう!
最後に
メディアでは大変な異変のように取り上げられていますが、まだまだ日本の海水浴場で発見されるサメの数は少ないです。
必要以上に怖がるよりは知識や対策をきちんと身につけておいて、夏のレジャーを思いっきり楽しみましょう!
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